俳優の砂川啓介(本名・山下啓一)さんが7月11日、尿管がんのため死去した。80歳だった。所属事務所が18日に公表した。砂川さんは「ドラえもん」の声優だった大山のぶ代さん(83)の夫で、2015年には大山さんが認知症であることを公表、介護をしていた。
大山は08年に脳梗塞を発症。その後、認知症と判明し、砂川さんは15年5月に会見を開いて大山の認知症を公表し、介護を続けていた。また、自身は13年に初期の胃がんの手術を受け、さらに16年6月の講演会では同4月に尿管がんの診断を受け、大山が老人ホームに入所したことも明らかにしていた。
15年に発売した著書で、壮絶な介護生活をつづった「娘になった妻、のぶ代へ」では、大山に「病気の君を置いて先には死ねないよ」と伝えていたことを記していた砂川さん。
(砂川啓介さん死去 80歳 認知症の妻・大山のぶ代を残し…― スポニチ Sponichi Annex 芸能より 2017/07/18 12:23)
テレ朝newsによると、砂川さんは、東京生まれ。1961年、NHKの「うたのえほん」で初代体操のお兄さんとして親しまれる。以後、俳優や、「お昼のワイドショー」の司会者としても活躍。大山さんとはミュージカルで共演した後、64年に結婚した。
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