アメリカ西部・オレゴン州で7月13日、ヌルヌルした粘液を出すことで知られる魚「ヌタウナギ」を積んだトレーラーが横転し、粘液にハンドルを取られた後続車4台が続々とスリップ事故を起こした。NHKニュースなどが報じた。
ヌタウナギは原始的な海水魚。見た目はウナギに似ているが、別の種類だ。ストレスを受けたときや捕食者から逃れたいときに大量の粘液を出す習性がある。日本やアメリカでは食用として馴染みがないが、韓国では「コムジャンオ」の名で高級食材として親しまれているという。
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ワシントンポストなどによると、トレーラーには韓国への輸出用に約3.4トンのヌタウナギが積まれていた。
しかし、運転手がハンドル操作を誤って横転。約150メートルに渡って、ヌタウナギが生きたまま路上に散乱した。ヌタウナギが発した粘液にハンドルを取られて、後続の乗用車4台が次々にスリップ事故を起こした。
この事故で乗用車の1人が負傷したが、命に別状はなかった。地元の消防署が、ヌタウナギでヌルヌルになった事故現場の惨状をツイートしている。
(※一部ヌルヌルすぎる画像・動画があります。閲覧の際には注意してください)
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