Amazonが1年に1度開催するビッグセール「プライムデー」が7月10日(月)18時にスタートした。お客さんが殺到したためか、一時的にサイトがつながらない時間帯もあった。
プライムデーは2015年に始まり、2017年は3回目となる。「お得な商品を手に入れるぞ」と虎視眈々と準備している人もいれば、「CMや広告で見たことはあるけれど、プライムデーって何があるの?」という人もいるかもしれない。
プライムデーを知らない人も、これまでに利用したことがある人にも役立つ情報をまとめた。
一時的にサイトにつながらなかった時間帯、代わりに出てきたのは…
■ いつからいつまで?
2017年は、例年より6時間早いスタート。7月10日(月)18時に始まり、7月11日(火)23時59分に終了する30時間のセールだ。ちなみに今回18時スタートにした理由は、過去2年の反響が大きかったからで、24時間では十分ではないと考えて時間を30時間に伸ばしたという。
■ 誰でも参加できるの?
Amazonプライム会員対象のセールだが、会員でなくても30日間無料体験に登録すれば参加できる。
■ 何が安くなる?
人気ガジェットから家電、アウトドア用品、ファッションアイテム、お米やシャンプーなどの日用品まで、カスタマーレビューの星の数が4つ以上の商品を中心に、幅広い商品がセールの対象となる。
■ 欲しい商品は「ウォッチリスト」に
タイムセールの時間が来るまで、セール商品の価格はわからない。もし欲しい商品が決まっている場合は「ウォッチリスト」に登録しておくのがおすすめだ。商品の下にある「ウォッチする」をクリックすると、リストに登録できる。
その時に忘れてはいけないのは、Amazonのアプリをダウンロードしておくこと。ウォッチリストに入れた商品のセール開始直前に、プッシュ通知でお知らせをしてくれる。商品はセール開始の24時間前からウォッチリストに登録できる。
■ プライムデーのセールは3種類
プライムデーのセールは、「特選セール」「数量限定タイムセール」「限定キャンペーン」の3種類。
「特選セール」では人気商品がセール価格で登場し、在庫数量も豊富だという。
「数量限定タイムセール」は、その名の通り数量を限定したセール。サイトに掲載されている時間も最大8時間までだが、5分ごとに人気商品が登場する。
数量限定タイムセール商品が売り切れだった場合、キャンセル待ちに登録するという手もある。登録した商品がキャンセルされると、アプリで通知してくれる。
「限定キャンペーン」は、レジでの割引やポイントなど、幅広い商品を対象にしたキャンペーンだ。1万円以上のお買い物でAmazonポイント500ポイントをプレゼントされるなどのサービスがある。
■ うまく商品を探すコツは?
キッチン用品から、楽器、パソコン関連など、幅広い商品が対象になっているのはいいが、商品が多すぎるとかえって欲しいものがみつけにくくなってしまう。
Amazonは顧客が商品を探しやすくするために、「家電マニア」「暮らしとインテリア」「PC・ガジェットファン」「子育てママ・パパ」など20種類以上のテーマを設定した。このテーマを使うと、興味・関心が高い商品が探しやすい。
プライムデーは、欲しかった商品がお値打ち価格で買える絶好の機会だが、心配なのは配達網だ。2016年のプライムデーでは、1日当たりの注文数が過去最高を記録した。一方で、近年ネット通販の増加により配達量が増え、各運輸会社のドライバーが追いつかないことが問題になっている。
東洋経済オンラインによれば、クロネコヤマトは当日配送の請負を縮小している。6月下旬ごろからは「指定日時に荷物が届かない」などの不満の声があり、これをAmazon側も認めている。
プライムデーで配送量が爆発的に増えることが見込まれるが問題はないのか。ハフポスト日本版がAmazonに確認したところ「プライムデーについても、アマゾンは各配送パートナーと協議しながら、お客様に引き続き最高のサービスをご提供できるよう努力を継続してまいります」と回答した。
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