森慎二さんが42歳で急死 西武1軍投手コーチ、多臓器不全で

プロ野球・埼玉西武ライオンズの森慎二・1軍投手コーチが6月28日午後、多臓器不全のため、福岡市内の病院で亡くなった。42歳だった。
HuffPost Japan/埼玉西武ライオンズ

プロ野球・埼玉西武ライオンズの森慎二・1軍投手コーチが6月28日午後、多臓器不全のため、福岡市内の病院で亡くなった。42歳だった。日刊スポーツなどが報じた。

森さんは山口県岩国市出身。埼玉西武ライオンズの公式サイトなどによると、県立岩国工業高校を卒業後、新日鉄君津をへてドラフト2位で西武に入団。速球と落差の大きいフォークボールを武器に、1997年から2005年まで主に中継ぎ投手として活躍した。2002、2003年と連続して最優秀中継ぎ投手賞を獲得した。

西武を退団後、メジャーリーグを目指すなどしたが振るわず、2015年から西武のコーチを務めていた。

日刊スポーツによると、森さんは6月25日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)前に体調不良を訴えて入院していたという。西武は28日、沖縄でロッテと対戦していたが、試合後に球団部長が辻発彦監督や選手らに対し、森氏が亡くなったことを伝えたという。

西武戦を中継するFMラジオの番組「サンデーライオンズ」はいち早く、Twitterの公式アカウントで森氏の訃報を知らせた。7000超リツイートされた。

NHKニュースによると、森さんはプロ野球で431試合に登板し、44勝44敗50セーブ。防御率は3.39だった。辻監督は「数日前まで一緒に優勝を目指して戦ってきた仲間で、ショックを受けている」などと話しているという。

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