豊田真由子衆院議員が政策秘書に対する「このハゲ」などの暴言と暴行の責任を取って自民党に離党届を提出した問題について、同党の細田博之総務会長は6月27日の記者会見で、豊田氏が「高速道路の逆走が原因」と説明していることを明らかにした。毎日新聞などが報じた。豊田氏は細田派に所属している。
細田氏によると、秘書が豊田氏を乗せて高速道路を運転中に出口を間違え、逆走しようとしたのが発端。「人の命をなんだと思っているんだ。高速道路を逆走したら人は死ぬじゃないか」と怒った豊田氏に秘書が「すいません」と謝ったため、「人が死んでもすいませんで済むのか」とさらに詰問したという。
細田氏は「本人は入院中だ。状況が改善したら、落ち着いた気持ちで問題を整理して説明すべきだ」と促した。
(豊田衆院議員:暴言「高速逆走が原因」会見で自民・細田氏 - 毎日新聞より 2017/06/27 18:32)
細田氏は「本人が衝撃を受けて入院・加療中で、いろんな事情がある」とかばった。
豊田氏を含め、2012年の衆院選で初当選した自民党の衆院2回生は不祥事が相次いでおり、「魔の2回生」と呼ばれている。細田氏は会見で「個別に起きた問題を十把一絡げに取り上げるのは良くない。個別に本人も反省すべきは反省するということだ」と述べた。
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