ハリーポッター20周年迎える　作者ローリングさん、ファンに感謝「あの日突然世界が開かれた」

世界中で多くの読者に愛され映画化もされた「ハリー・ポッター」が6月26日、20周年を迎えた。

作者のJ・K・ローリングさん（51）は自身の公式Twitterで、「20年前の今日、一人きりで生きていた世界が突然開かれた。素晴らしい20年だった、ありがとう」と感謝の気持ちを投稿した。

1997年にシリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」が出版されて以来、全7巻が発表された。シリーズを出版しているロンドンのブルームズベリーによると、「ハリー・ポッター」シリーズは約80カ国語に翻訳され、世界で4億5000万冊以上を売り上げたいう。

20周年を記念して、ロンドンの大英図書館では2017年10月から、魔法を特集した特別展を開催する。ローリングさんの下書きや、本に使用された原画が初公開されるという。朝日新聞デジタルが伝えた。

SNS上でも世界中からお祝いの投稿が溢れている。Facebookでは、作品中に登場する魔法学校の寮の名前を「呪文」として投稿すると、画面に魔法の杖が現れるという仕掛けを楽しむことができる。

ファンにはおなじみの寮の名前「グリフィンドール」「スリザリン」「レイブンクロー」「ハッフルパフ」を、英語表記で投稿するかコメントすることよって体験できる。

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