宮内庁は、秋篠宮家の長女・眞子さま(25)のご婚約内定について、7月8日に発表する方針を固めたとNHKニュースなどが伝えた。宮内庁の山本信一郎長官が記者会見を開いて発表し、それを受けて同じ日に眞子さまとお相手の小室圭さん(25)と揃って記者会見に臨む予定だ。会見でお二人はご婚約内定のお気持ちなどについて話される見通しだという。
産経ニュースによると、ご婚約内定の発表は当初、今秋以降の予定だった。しかし、婚約に向けた準備が進んでいることが5月に明らかになったことを受けて、予定を数カ月早める方向で調整が進められてきたという。
眞子さまは6月8日に訪問先のブータンから帰国し、小室さんと連絡を取り合った上で日程を調整した。弁護士事務所に勤務する小室さんの仕事の都合も考慮した上で、土曜日の7月8日に設定。天皇、皇后両陛下もすでに報告を受け、了承されていると伝えられた。
ご結婚までの一連の行事は両陛下の長女で、眞子さまと同じく天皇直系の内親王だった黒田清子さんを前例として進められる。
婚約内定で記者会見する紀宮さまと黒田慶樹さん(2004年12月30日、東京・宮内庁=時事通信社)
産経ニュースによると、眞子さまと小室圭さんは、ご婚約内定の発表以降、以下のようなステップを踏んで、晴れて夫婦になる予定だという。
●「納采(のうさい)の儀」
一般の結納に当たる儀式で、小室さんの使者が納采の品を持って秋篠宮邸を訪問。
●「告期(こっき)の儀」
小室さんの使者が宮邸を訪れ、結婚式の日取りを伝える。
●「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」
結婚式の日が近づくと眞子さまが、歴代天皇などを祭る皇居内の宮中三殿を参拝する。
●「朝見の儀」
結婚式の数日前には宮殿で、眞子さまが両陛下に感謝の言葉を述べられる。
●「入第の儀」
結婚式当日。小室さんの使者が宮邸に眞子さまを迎えに行く。
●結婚式へ
婚姻届を提出すると眞子さまは皇室を離れると見られており、一般の国民と同様に住民登録され、選挙権などが与えられる見込みだ。
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