LGBTの子供たちにとって、身近な存在である親へのカミングアウトが一番難しかったとしても驚きではない。
同じ世代の友人は大丈夫でも、世代の違う親たちはLGBTを受け入れられないかもしれない。自分を大切にしてくれている親を傷つけたら、彼らに拒否されたら、と思うとカミングアウトするのが怖くなる。
だからこそ、LGBTの子供たちをサポートする親たちの姿は、私たちを嬉しい気持ちにしてくれる。
6月はプライド月間だ。アメリカの各地で、たくさんんのプライドパレードやイベントが開催されている。そこには、LGBTをカミングアウトした子供たちを誇りに思い、彼らに寄り添う親たちもの姿もあった。
そんな親たちや、彼らに感謝する子供たちが、SNSに心温まる投稿をしている。
「私の大切な息子が、夫と一緒に初めてパレードに参加しました。本当に素晴らしい1日でした」
「お父さんと義理のお母さんを、ウエストハリウッドのLGBTパレードに連れてきたよ」
「パパが、姉妹と彼女の友達をLAプライドに連れてきました。すごく嬉しかった」
「我が子と一緒にプライドパレードを歩くという素晴らしい経験をしました! そして、パレードをサポートする人たちに勇気付けられました! 全ての人たちが自分らしく生きられる社会になるまで、この歩みは止まりません」
「(“ゲイの息子を誇りに思う”と書かれたTシャツを着た)父さんに号泣した。父さんは、ワシントンD.C.のプライドパレードに弟と初めて参加した。父さんが本当に好きだ。このままでいて欲しい」
「特別な週末を、母さんと一緒に祝ったよ」
「大好きな父さん。パレードに初めて参加した!」
(DAVID MCNEW VIA GETTY IMAGES)
「私のトランスジェンダーの息子は超イケてる」
息子が行かなかったにも関わらず、自分だけ参加した父親もいた。
父「今ここ。お前はどこにいる?」
息子「ウケる」「誇りに感じる?」
父「うん、すごくいいパレードだ」
昨日、僕が行けなかったワシントンD.C.のプライドパレードに、父さんが行ったんだ。超クールな父親だ。
「更新:これが父さん」
遠方からサポートを伝えた親たちもいた。
「お母さんが、自分のFacebookをレインボーにして、愛とサポートを伝えてくれた」
「お母さんが今日、ワシントンD.C.のプライドに参加して、私にバッジをもらってきてくれた」
プライドパレードに参加できなかった娘を、元気づけようとした母親も。
「新しい仕事の都合で、今年はプライドパレードに参加できなかった。すごく行きたかったから心底ガッカリ」
「ママは私の生き方に心から賛成してくれてるってわけじゃない。だけど私がガッカリしているのを見て、昨日の午後サプライズをしてくれた」
「起きて仕事に行こうとしたら、このレインボーツリーが!ママが描いてくれた!今までで一番嬉しいプレゼント」
どんな形でも、カミングアウトした子供たちをサポートし、愛しているというメッセージを伝えようとする親たちは、最高の親だ。
ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。
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