俳優の橋爪遼容疑者(30)が覚せい剤を所持したとして、覚せい剤取締法違反容疑で警視庁に現行犯逮捕された。同容疑者は俳優の橋爪功さんの長男だが、このニュースを受け、ビートたけしが6月3日、TBS系「新・情報7DAYS ニュースキャスター」に出演して「親父に責任ないよ」と述べた。
番組では橋爪容疑者の逮捕をトップニュースで伝えた。インタビュアーが橋爪功さん宅を訪れ、インターホン越しにインタビューするVTRを放送。スタジオに画面が切り替わると、たけしは不快そうな表情を浮かべて次のように語った。
もう30(歳)なんだからさあ。大人なんだから。ね、親父に責任ないよ、ね。親父が有名人だからって、ずっとインタビュー答えなきゃいけないってのはないし。悪いのはせがれで、バカなんだからこういうのは。これほど芸能界が麻薬でワーワー、ワーワー言われている時に、まだこんなことするかって。困ったもんだよね。
橋爪(功)さんなんか、俺この前共演したけど、もし放映前にこんな事件があったら、そのドラマはボツかってことになるじゃない。どうすんだ。寒い中でロケしてすごいお金をかけて、子供の不祥事で親が責任取らなきゃいけないのかって。子供じゃなくてもう30だよ、大の大人だよ。これはちょっとなあと思うよ。
たけしと橋爪さんは4月にテレビ東京系で放送されたスペシャルドラマ「破獄」で共演していた。
俳優の橋爪功さん(左)と長男の遼容疑者
一方、朝日新聞デジタルが築地署への取材として報じたところよると、橋爪容疑者は2日午後9時半ごろ、埼玉県内にある知人の男宅で、少量の覚醒剤を所持していた疑いがある。署が男の自宅を同容疑で家宅捜索した際、橋爪容疑者が居合わせた。容疑を認めているという。
所属事務所は3日付で橋爪容疑者を解雇処分にしたと発表。橋爪容疑者は2004年にデビューし、主な出演作は映画「クローズZERO」(07年)、ドラマ「のだめ カンタービレ」(フジ)、「八重の桜」(NHK)など。現在、テレビ朝日系「やすらぎの郷」に出演中だったが、降板は決定的となった。
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