歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが5月28日、都内で行われた東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」の記者会見で、がんが顎(あご)に転移したことを明かした妻でフリーアナウンサー、小林麻央さんについて「くじけてもおかしくない状況で未来を見据えて頑張っている」と話した。スポニチなどが報じた。
海老蔵も特製スープを作るなど「何とか栄養をつけて免疫力を上げてほしい」と願う毎日。看病を続けることで「人はどうあるべきかとか、ある種の悟りの境地になっています。歌舞伎にも以前とは違ったスタンスで臨んでいる」と内面に変化が起きたとも話した。
(麻央のがん顎転移 海老蔵明かす「未来見据え頑張っている」― スポニチより 2017/05/29 05:30)
海老蔵さんはさらに、「つらい、とひたすら吐露する日もある中で未来を見据えて、頑張って生きる、必ず治るように努力する、という心の強さがある。日々、学ばされています」と思いを述べた。
乳がんで闘病中の麻央さんは5月26日、登録読者向けに「顎」(あご)と題した限定ブログを投稿し、「今、一番痛みが強いのが顎です。あまりに痛みが続くので、検査をして頂くことになり、やはり転移でした」と、がんが顎に転移したことを告白していた。
この麻央さんのブログには、「痛み、辛さと戦っているまおさん、少しでも痛みがやわらぎますように祈っています」など7000件を超える声援やコメントが寄せられている。
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