日本スポーツ振興センター(JSC)は5月24日、2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場・新国立競技場の新しいイメージ画像を発表した。
デザインを手がける建築家・隈研吾氏によると、スタジアムは森と大地を感じさせる「木に包まれたスタジアム」をコンセプトにし、トラックには暖色系の色を用いる。
NHKニュースによると、同競技場周辺に整備が計画されていた「立体都市公園」は、景観に配慮して設計の一部を見直した。デッキ形状の見直しを検討した結果、公園の4分の1程度が人工地盤ではなく、地上に整備されることになった。人口階段部分も縮小し、圧迫感を軽減したという。
Advertisement
■関連画像集「新国立競技場 完成予想図(2017年5月24日発表)」
【※】スライドショーが表示されない場合は、こちらへ。
聖火台の設置場所については、今回の発表では言及されなかった。聖火台の位置は開会式の演出にも関係するため、大会の1年半前までに決める見通し。
新国立競技場は約1490億円で工事契約を締結し、2016年12月に着工した。2019年11月末に完成予定だ。
【訂正 2017/05/25 10:15】
当初の記事で「日本スポーツ復興センター」としていましたが、正しくは「日本スポーツ振興センター」でした。
Advertisement