オランダ国王、21年間こっそり航空パイロットをしていた

「この仕事の良いところは、いつでもキャプテンやクルーとして、乗客全員に心から歓迎の意を伝えられることです」

アレクサンダー国王は、2001年以来、商用旅客機の共同パイロットしていたことを最近認めた。PATRICK VAN KATWIJK VIA GETTY IMAGES

オランダのウィレム・アレクサンダー国王が、オランダの航空会社KLMで21年間商用飛行機の共同パイロットしてきたことを、5月17日付のデ・テレグラフ紙とのインタビューで明らかにした。

オランダ国王が操縦する「KLMシティホッパー」の飛行機でヨーロッパ各国を訪れている、ということにほとんどの乗客は気がつかない

2013年に即位したアレキサンダー国王は「この仕事の良いところは、いつでもキャプテンやクルーとして、乗客全員に心から歓迎の意を伝えられることです。 だから私は自分の名前を言う必要はないのです。 いずれにせよ、ほとんどの人は聞いていませんしね」と語った

オランダ王室によると、アレクサンダー国王は「飛行機にとても関心がある」という

国王は1987年に商用パイロットのライセンスを取得した。2001年以来、KLMの「ゲストパイロット」として飛行している。今後もこの仕事を継続する意向を示しており、2017年は、KLMの新型飛行機のトレーニングを受けるために、副操縦士の任務を中断した。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。

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