発行部数が500万部以上の人気を誇る少女漫画『となりの怪物くん』(原作:ろびこ)が実写映画化されることになった。製作・配給する東宝が5月15日に発表した。菅田将暉(すだ・まさき)と土屋太鳳(つちや・たお)のW主演。いずれも若手の注目株の映画初共演だ。2018年公開に向けて期待が高まっている。
菅田将暉(左)と初共演する土屋太鳳(右)
土屋が演じるヒロインは、友達が全くいない、恋もしたことのないガリ勉・冷血な女子高生・水谷雫。菅田が演じる男子は、ヒロインのとなりの席で、やはり友達がいない問題児・吉田春だ。彼にヒロインが唐突に告白されたことから物語がスタートする。
『orange-オレンジ-』『青空エール』のような、まっすぐでひたむきな役を演じることの多かった土屋が、あえてこれまでと全く逆の役どころとなる「冷血女子」を演じる姿を観たいという理由から製作陣がオファーしたという。『黒崎くんの言いなりになんてならない』『君の膵臓を食べたい』など、数多くの青春恋愛映画を手掛けてきた月川翔が監督を務める。
■菅田将暉のコメント「自分にとって最後の制服姿」
春は、とても可愛いキャラクターで、動物的というか、現代的であるなと思います。誰よりも純粋で、不器用とはまたちがう可愛さがあります。怪物感というものもありますし、原作の魅力をリスペクトして楽しんで演じられたらと思います。今作は、キャラクター全員が個性豊かですし、切ない部分も随所にある作品です。新鮮さを忘れず、そして自分にとって最後の制服姿となると思うので、思いきり楽しみたいです。
また、土屋さんとは、バラエティでお会いしたことがある程度で、映画では初共演です。独特なパワーを持っていて、自分の正義もあり、雫にぴったりの方だと思いました。春としては、土屋さん演じる雫に救ってほしい気がします。あと、最近僕は運動不足です。土屋さんは身体能力の高い方だと聞いていますので、撮影の合間にボールを使ったりして遊びたいです。
■土屋太鳳のコメント「武者震いを感じずにはいられません」
「となりの怪物くん」の世界で水谷雫として生きる時間に、女優として挑戦できることとなりました。貴重な機会を得て心から感謝すると同時に、一筋縄ではいかない難しさを強く予感しています。
同世代の象徴的存在の一人である菅田将暉さんを始め力強いキャストの方々、そして御一緒出来ることが夢のようなスタッフさん方が集結する現場に、武者震いを感じずにはいられません。原作を尊重し全力を尽くします。宜しくお願い致します。
『となりの怪物くん』の原作画像
■関連スライドショー(土屋太鳳・画像集)
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