街中に溢れている自動販売機。飲料水以外にもさまざまな商品が販売されているが、山梨県富士吉田市には、あんこが売っているものがある。4月21日にTwitter上に写真が投稿され、話題になっている。
この自動販売機は、山梨県富士吉田市のあんこ専門店「倉沢製餡所」が設置したもの。
ロッカー型で、こしあん、つぶあん、うぐいすあんなど5種類のあんこやあずきを袋に詰め、400円で販売している。
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倉沢製餡所によると、自動販売機は2000年に設置。今年3月、初代が壊れたため新しくしたばかり。
以前は店頭で量り売りしていたが、店を空けることが多くなったため、留守中に来た客にも販売できるよう、販売機を置いたという。
同店は4月25日、ハフポストの取材に対し、「この地域は季節ごとに家庭で団子や饅頭を作るので、あんこの需要がある。自動販売機にしたら思ったよりも売れて驚いた」と話した。
ネット上で話題になっていることについては、「あまり実感はないが、興味を持ってもらい店に来てもらえたら」と期待した。
Twitter上では、あんこ好きの人たちから「素敵な自動販売機」「最高すぎる」などと反響が広がった。
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■変わり種自動販売機、折り紙やバナナも
あんこのように、一風変わった商品を扱う自動販売機は珍しくない。
朝日新聞デジタルによると、愛知県内子町には、ていねいに折られた「折り紙」を売る自動販売機がある。日用雑貨店が作った紙飛行機や紙風船など18種類が、10〜50円で販売されているという。
東京都渋谷区には、バナナ専用の販売機も。フルーツ加工・販売会社「ドール(Dole)」のバナナが、1本150円程度で売られている。