フィギュアスケートの世界国別対抗戦が4月20〜22日、東京・国立代々木競技場で行われ、羽生結弦選手らを擁する日本チームが3大会ぶり2度めの優勝に輝いた。
一方、女子フリーで世界歴代最高得点を更新して1位となった、ロシアチームのエフゲニア・メドベージェワ選手は23日のエキシビジョンで再び「セーラームーン」の完璧なコスプレを披露し、大勢の日本人の観客を沸かせた。
メドベージェワ選手は主題歌「ムーンライト伝説」に合わせた特別なエキシビションナンバーを披露。演技の途中で月野うさぎから美少女戦士に変身し、最後は「月に代わっておしおきよ」というセリフを口にしながら、おなじみのポーズを決めた。
メドベージェワ選手、セーラームーンコスプレ画像集
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試合後には本田真凜選手がメドベージェワとのツーショットを公開している。
■メドベージェワ選手のセーラームーン好きすぎ伝説の始まりは...
セーラームーンが好きすぎるメドベージェワ選手が日本で広く知られるようになったのは、およそ1年前、2016年にアメリカ・ボストンで行われた世界フィギュアスケート選手権でのインタビューだった。
この時、メドベージェワ選手はシニアデビューの16歳で初出場にもかかわらず、フリーで逆転優勝。日本のテレビ局による優勝インタビューに答えた後、「日本のテレビですか?日本のファンに喜んでもらうようなことをやりたい」とレポーターを呼び止め、突然「ムーンライト伝説」を日本語の歌詞で歌い(朗読し)始めたのだ。予想外の展開に、Twitter上には驚きの声が溢れた。
■武内直子さんとの2ショット披露
そして、2016年7月には、新潟県長岡市で行われたアイスショー「ドリーム・オン・アイス」に出演。エキシビジョンで、セーラームーンのコスプレを披露し、再び日本人ファンを沸かせた。しかしこの時はそれだけではなかった。
ショー終演後に更新されたInstagramに、セーラームーンの作者で漫画家の武内直子さんとツーショット写真を公開。ファンは2度驚くことになった。
しかもメドベージェワ選手の手には、武内さんから送られたらしきサイン入り色紙もあり、「ついにこの日が!」と、祝福する言葉がコメント欄に並んだ。
■最近はユーリ!!!にもハマってる。
一方で、最近のテレビアニメでは、フィギュアスケートを題材にした「ユーリ!!! on ICE」に俄然ハマっているようだ。公式Twitterには、次回作を待望するコメントや、アニメを見ながらの「実況」コメントも投稿されている。
Perfect😍 Just waiting next series .. #yurionicepic.twitter.com/XOKx7wrK2H
— Evgenia Medvedeva (@JannyMedvedeva) 2016年10月12日