広報が大失敗に終わったら、よく行われるのが「ブランド再生」だ。
ユナイテッド航空がオーバーブッキングを理由に乗客を引きずり下ろした問題で、SNSではユーザーがユナイテッド航空の新スローガンが次々と提案し、同社に採用を勧めている
Twitter上では「当社がオーバーブッキングし、お客様が代償を支払われました」や「ホスピタリティにはホスピタルがかかせないね」といったツイートが「#NewUnitedAirlinesMottos」(ユナイテッド航空の新スローガン)というハッシュタグとともに投稿され、ユーザーの支持を受けて流行したが、ユナイテッド航空がこうした案を採用することはないだろう。
これまでにツイートされている優れた案の数々を見てみよう。
通常の旅客機には客室乗務員、私たちには警備員
次回もおもてなしさせていただきます
搭乗時は医師、降機時は患者
首まくらはいかがですか?あるいは、首用ギブスでも?
当社がオーバーブッキングし、お客様が代償を支払われました
自発的に行動するか、強制的に自発的に行動させてやる
夜行便(レッドアイ)も、目のあざ(ブラックアイ)便もございます!
拒否できないサービスをさせていただきます。いえいえ本当でございます
窓側にしますか? それとも脳震とう?
「競争相手を倒せないなら、お客様を倒します」ユナイテッド航空の新しいスローガン
ホスピタリティにはホスピタルがかかせないね
もしお席をご用意(seat)できなかった場合は、代わりにパンチをご用意(beat)します
お客様は手荷物を持ち込み(キャリーオン)、私たちはお客様を下ろします(キャリーオフ)
オーバーブッキングの場合、右フックをお見舞いいたします
走ることはできるが、逃げることはできない
後ほど必要になるかもしれない“セーフ・ワード“を搭乗の際お伝えください
お客様を世界中引きずり回します
“パンチ“をご用意します
別の便に替えて800ドルをお受け取りになるか、もしくは盛大なサプライズをお試しになりますか?
志願者がいない? 立たせる -> 殴打 -> 繰り返す
機長は『搭乗禁止』のライトを点灯した
・4月9日 ユナイテッド航空がオーバーブッキングの乗客を引きずり下ろす
・4月10日 ユナイテッド航空CEOが従業員向けのメールでスタッフを擁護
・4月11日 ユナイテッド航空CEOがメールの件を謝罪
・4月12日 客を引きずり出す前の映像が新たに公開
・4月13日 乗客デビッド・ダオさん、鼻骨折、前歯2本折れていた
ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。
▼画像集「飛行機の窓から見た風景」が開きます
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