フィギュアスケート引退を決めた浅田真央に国民栄誉賞を授与するよう、女子レスリングの吉田沙保里が4月11日に訴えた。吉田は五輪と世界選手権を合わせで13連覇を達成した2012年に、国民栄誉賞を受賞している。
浅田真央(左)と吉田沙保里
吉田は11日、自らの公式Twitterを更新し、「真央ちゃんに国民栄誉賞を!という声が上がってますが、私もそう思います」「真央ちゃんは本当に国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えた選手だと思います!」とツイートした。
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またサンケイスポーツによると、同日のJALのイベントでも吉田は「私は(世界大会)13連覇で国民栄誉賞をいただきましたが、真央ちゃんも、それに値するくらい頑張った選手だと思う」と苦労をねぎらったという。
都内で強化合宿中の吉田は10日夜に、浅田の引退を知り、本人にLINEで直接「お疲れさま」と思いを伝えたという。本人から「次の目標に向かってがんばっている沙保里さんを尊敬しています。これからも応援しています」と返信があったと明かした。
■国民栄誉賞とは?
内閣府の公式サイトによると、国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることを目的」としている。表彰の対象は、首相が「表彰することを適当と認めるもの」と記されている。
2000年以降、国民栄誉賞を受賞したスポーツ選手は吉田のほか、高橋尚子(女子マラソン)、谷亮子(女子柔道)、なでしこJAPAN(女子サッカー)など。2016年にはリオ五輪で金メダルを取った女子レスリングの伊調馨にも授与されている。
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■関連スライドショー(国民栄誉賞)
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