青森県つがる市稲垣町の麦畑に3月上旬、直径約2メートルの大きな穴が出現した。隕石の落下跡ではないかと注目を集めている。麦畑の所有者の孫、小田桐仁義さん(26)が3月25日から「おだじん」の名義でTwitterに写真を投稿している。
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ハフィントンポストの取材に対して、小田桐さんは「3月上旬の明け方、『ドン!』と世界が終わるかのような大きな音がして、家が揺れたので飛び起きました。当初は家族みんな落雷ではないかと思っていましたが、雪が溶け始めた17日に直径2メートルぐらいの穴が畑に出来ていて、中に水がたまっているのを祖父が見つけました」と話している。
つがる市や地元の警察の調査では「爆発物や落雷によるものではない」という見解だった。Web東奥や毎日新聞は「隕石ではないか」と報じて、注目が集まっている。小田桐家では3月31日朝に穴を掘って、隕石が埋まっているかを調べる予定だという。
小田桐さんは「もし隕石がうちの畑に落ちてきたのだったら、天文学的確率です。すごい話だと思う」と興奮ぎみに話していた。
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【UPDATE】3月31日に穴の周囲が掘られたが、隕石は見つからなかった。小田桐さんは「午前9時ごろから、重機とスコップで穴を深さ4メートルほど掘った。出た土を丹念に調べたが、石のような物は見つけられなかった。こんな結果になり残念」と話している。(2017/03/31 13:30)
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