豊洲市場の移転問題を検証する東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)で3月20日、実業家のマック赤坂氏(68)が叫んだ内容が、アニメ化もされた人気ゲーム「Fate」シリーズの設定そっくりだとネット上で話題になっている。
石原慎太郎元知事が出席した東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)で、傍聴席から騒いだマック赤坂氏
日刊スポーツによると、豊洲移転を決めた石原慎太郎元東京都知事(84)の証人喚問で、マック氏が突然「スマイル党総裁、マック赤坂です」と立ち上がった。この時は、委員長の注意で収まったが、その後、別の傍聴者の不規則発言を委員長が注意した際、マック氏が再び「我々は主人公であり、君たちはサーバントだ」と発言。あえなく開始から約30分で退場となった。マック氏は英語で公務員を意味する「Civil Servant」を略して、「サーバント」という言葉を使ったようだ。
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しかし、このサーバントという言葉がネット上で大反響を呼んだ。TYPE-MOONが2004年に発売したPCゲーム「Fate/stay night」(写真)から始まったFateシリーズでは、どんな望みも叶うという万能の器である「聖杯」をめぐって、7人のマスター(魔術師)が、自分のサーヴァント(使い魔)を召喚して聖杯を所有権をめぐって殺し合う「聖杯戦争」がメインテーマとなっていたからだ。
マック氏の「サーバント」発言を受けてネット上では「おいおい聖杯戦争か」「百条委員会は聖杯戦争だった…?」「マック赤坂はマスターだった…?」と衝撃が広がっている。
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マック氏は過去4回、都知事選に立候補したがいずれも落選している。
■関連スライドショー(マック赤坂氏)
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