韓国・朴槿恵大統領の弾劾可否は3月10日午前11時に宣告 罷免なら60日以内に選挙

憲法裁判所が弾劾を認めた場合、朴大統領はすぐに大統領職を失う。
South Korean President Park Geun-Hye speaks during an address to the nation, at the presidential Blue House in Seoul, South Korea, 29 November 2016. REUTERS/Jeon Heon-Kyun/Pool
South Korean President Park Geun-Hye speaks during an address to the nation, at the presidential Blue House in Seoul, South Korea, 29 November 2016. REUTERS/Jeon Heon-Kyun/Pool
POOL New / Reuters

韓国の朴槿恵大統領の運命は、3月10日午前11時に発表されることになった。

弾劾訴追の可否を決める韓国の憲法裁判所は8日、審判結果の宣告日を確定したと発表した。2016年12月9日に国会で弾劾訴追案が可決されてからちょうど13週、92日目にあたる。

憲法裁判所が弾劾を認めた場合、朴大統領はすぐに大統領職を失う。大統領選挙は、公職選挙法の規定で宣告日から60日以内に行われることになっており、5月9日までに選挙になる。

韓国の特別検事チームは、朴大統領を約43億円の収賄罪などの共謀者として、サムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告らを起訴した。憲法の規定で大統領は在任中は起訴されないが、罷免された場合、朴大統領を被疑者とする捜査が再開されることは確実だ。

棄却あるいは却下された場合、すぐに職務に復帰する。その場合、大統領選挙は、当初の予定通り12月に実施される。

朴槿恵大統領の弾劾審判までCountdown

ハフィントンポスト韓国版に掲載された記事を翻訳しました。

関連記事

注目記事