インド・カシミール 25年ぶりの大雪がもたらした神秘的な光景(画像集)

1カ月続いた大雪によって、幻想的な冬の景色に変わった。

インドのカシミール地方は風光明媚な場所として知られる。そんなカシミールが、1カ月続いた大雪によって、幻想的な冬の景色に変わった。カシミール渓谷ではこの1月に25年ぶりとなる記録的な大雪に見舞われた。

シカーラ(カシミール地方のゴンドラに似た小舟)がダル湖のほとりに停泊している。隣には雪で覆われた山が見える。インド・カシミールの夏の州都スリガナルで2017年2月6日に撮影(GETTY IMAGES)。

カシミール渓谷では寒さが続き、ほとんどの地域で氷点下の気温を記録した。カシミールは季節で州都が代わり、夏はスリナガル、冬はジャンムーになる。

地元の人たちや観光客は雪を最大限に生かして、美しい氷の彫刻を作ったり、雪を使った遊びを楽しんだりしている。

タイムズ・オブ・インディア紙によると、地元の人たちは、厳しい寒さが続くこの時期(12月21日~1月31日)のことを「チライ・カラン」と呼ぶ。この寒さのおかげで、夏の時期に作物がよく育つと期待できるという。ヒマラヤ山脈の雪が作物に水を供給してくれるためだ。

カシミールの美しい写真はこちら。

船乗りが人々を船にのせている。この日ダル湖は晴れていた。ここ数日は大雪が続いたが、カシミールの気象庁によると、数日で天気は回復する見通しという。(LIGHTROCKET VIA GETTY IMAGES)

カシミールの船乗りが、雪に覆われた山の隣で船をこぐ。インド・カシミールの夏の州都スリガナルのダル湖で2017年2月1日に撮影。カシミール渓谷では寒い天気が続き、ほとんどの地域で氷点下の気温を記録した。(YAWAR NAZIR VIA GETTY IMAGES)

木からつり下がるつらら。スリガナルの34km北にあるタングマーグで、2017年1月28日に降雪の直後に撮影。(AFP/GETTY IMAGES)

屋根からつり下がるつらら。インド・カシミールの夏の州都スリガナルの西にあるグルマルグで、2017年1月22日の初雪のあと撮影。世界中のスキーヤーがグルマルグのスキーリゾートに集まっている。長距離を滑走できるスキー、スノーボード、ヘリスキー(ヘリコプターで高所に移動して滑走する)、傾斜が急な山などで有名。初雪のあとスリガナルの気温はマイナス6.8℃まで下がった。(AFP/GETTY IMAGES)

アーティストが雪像を作る。カシミールの夏の州都スリガナル西部のグルマルグで、2017年1月22日の初雪のあと撮影。(YAWAR NAZIR VIA GETTY IMAGES)

カシミールの子供たちがそり滑りを楽しむ。スリガナルの約80km北にあるガンド近郊で2017年1月14日に撮影。(BARCROFT MEDIA VIA GETTY IMAGES)

父親と娘が大雪の中を歩く。カシミールで2017年1月6日に撮影。(BARCROFT MEDIA VIA GETTY IMAGES)

▼画像集が開きます

(スライドショーが見られない方はこちらへ)

ハフィントンポスト・インド版より翻訳・加筆しました。

【フリーランスの「保活」イベント3月1日開催】

ハフィントンポストでは、多様な働き方・預け方について考えるイベントを開催します。フリーランスで働く方、保活に苦労している方、フリーランスの仕事に興味がある方もぜひお越しください。詳細は下記から、またはこちらのページからご確認ください。ご参加を心よりお待ちしています。

|

注目記事