世界一周の旅に出た経験で知られるシンガーソングライターのナオト・インティライミが1月31日、公式ブログとTwitterで、再び数カ月間の旅に出ることを宣言した。
ブログによると、ナオトは、音楽活動を続けてきた過去6年間、忙しさの中で、ランキングや売上にとらわれる自身の気持ちのあり方について「音楽に追われているような感覚」と表現。今後の制作活動のために「心を動かしに行ってきます」と発表した。
「ナオトの日」と名付けている7月10日にはイベントを開催し、表舞台での活動を再開させるという。
時間がなかったり余裕がなかったりして、
なんだかね、追っていたはずの音楽に、気がついたら追われているような感覚だったのね。
その違和感を感じ始めてて、、、
あ、あぶない、このままじゃ、心が不健康なままじゃダメだって思って。
きっとだましだまし続けてもいけるんだろうが、それじゃ意味がないなって。
(中略)
自分にとって旅で触れる音楽って、売り上げがどう、ランキングがどうとかではなく、
もっとなんていうかな、、、堅っ苦しいこと言わずに兄ちゃんも一緒に歌おうや!的な、
そこにある音楽、というか。。。
音楽を無邪気に感じる、、、そんな心をもう一度取り戻したくて旅に出たいの。
ちょいと心を動かしに行ってきます。
(ナオト・インティライミ オフィシャルブログ Powered by Amebaより 2017/1/31)
一方で、旅に出ている期間中は、休養ではなく、曲のアイディアをまとめる期間中と捉えているという。
そんなこんなで、この数ヶ月は旅をしたり曲の整理をしたりしたいと思うの。
でも、休みだとはまったく思ってなくて、むしろ、アクティブな音楽活動かな、と。
LIVEやテレビやリリースのように表だった公に向けての活動ではなく、
もうちょっと裏っかわで、言葉や音と戯れているという時期にしたいと思います。
(ナオト・インティライミ オフィシャルブログ Powered by Amebaより 2017/1/31)
ナオトは2003〜2004年に約1年半、世界一周28カ国の旅を経験したという。サッカーと音楽によって、現地の人々と積極的に交流した経験を著書にまとめている。2003年10月にパレスチナを訪れた際には、故・アラファト議長の前で「上を向いて歩こう」を歌ったという。
帰国後の2005年4月からナオト・インティライミ名義で活動を開始し、2012年には、第63回NHK紅白歌合戦に出演している。
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