年齢などの記載があり判別できた各候補の得票数は、現職候補(56)が2403票、新顔(43)が1241票。「青木茂」とだけ書かれているなどして判別できなかった826票は、得票率に応じてそれぞれ現職に544.697票、新顔に281.302票に分けられ、これらを加えた数が各候補の総得票数となった。
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選挙の投票者数は6万5099人で、無効票をのぞいた約6万3836票が総投票数となった。定員30人に対して32人が出馬し、得票数は現職が全体の3位、新顔は27位だった。落選者の最上位は31位で、新顔との得票数の差は237.302票。仮に案分票がなかった場合は落選となっていたとみられる。
毎日新聞によると、「青木茂」に関する無効票は5票。「坊主の方」「格好良い方」などと書かれたり、年齢がどちらにも当てはまらなかったりした票があった。
唐津市議選では、同姓同名の候補者が立候補するのは初めてだった。市選管は投票用紙に候補者の名前に加え、年齢や現・新の別を書いてもらうことで対応した。
当日は、「青木茂」候補の支持者から投票方法について問い合わせがあったものの、大きな混乱や投開票作業に遅れが出るなどの問題は報告されていないという。担当者は1月30日、ハフィントンポストの取材に対し「心配していたほどの混乱はなかった」と話した。
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