休職中に風俗店で働いていたとして、千葉県は12月27日、健康福祉部の出先機関で働いていた女性職員(37)を地方公務員法(兼業禁止)違反として、停職6カ月の懲戒処分にした。女性職員は同日付で依願退職した。千葉日報などが報じた。
毎日新聞は県総務課からの情報として、女性職員は病気休職中の9月下旬~12月上旬、東京都内のソープランドで働いていたと報道した。約40日間勤務し、約200万円の収入を得ていた。また、県の給与も8割が支給されていたという。
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産経ニュースなどによると、11月1日に店名などを具体的に挙げた匿名の通報があり、本人に聞き取り調査したところ認めた。女性は2014年に入庁。県は女性に風俗店を辞めるように説得したが、経済的な理由で勤務を続けていた。女性は「休職後に家庭の事情から多額の資金が必要になり、風俗店に勤務せざるを得なかった」と話しているという。