アメリカ・テキサス州サンアントニオで12月4日午後7時半ごろ、大雨で道路が陥没し、乗用車が2台落下して1人が死亡、救助にあたったレスキュー隊員を含む2人がケガをした。
亡くなったのは女性保安官のドラ・リンダ・ニシハラ(69)さんで、当日は非番だった。陥没した穴には水が3メートル以上の深さまで流れ込んでいた。
テキサス州のサンアントニオで道路が陥没、12月4日夜
2台の車が約3メートルの深さの水のなかへ落ちた。
NBCニュースによると、現場の復旧にあたったサンアントニオ・ウォーターシステム社のロバート・プエンテ社長は、「ニシハラさんの車は9割水につかっていた。女性が水のなかにいた時間についてはわからない」と語った。
また、プエンテさんは「脱出する方法がなかったようです。車は逆さになっていました」と話した。
ベア郡保安局は、ニシハラさんの死亡が確認され、保安官事務所の同僚が「心を痛めている」と綴った。また「彼女の家族が悲しみを克服する手助けをしている」という。
ドラ・リンダ・ソリス・ニシハラが12月4日、陥没した穴に落ちて亡くなったことを確認し、心を痛めています。
陥没穴が発生した原因は、下水道管の破裂だった。
ベア郡の公共施設の担当課によると、道路が陥没した原因は下水道の破裂で、その後激しい雨が降ったことによるとみられる。
当局によると、レスキュー隊と2人の通行人が穴に落ちた人の救助にあたり、ケガをしたドライバーとレスキュー隊員1人が治療を受けたが、軽症だった。
ドラ・リンダ・ニシハラ副保安官が亡くなったのは、自動車が水のなかに浸かった後とみられる。
ハフィントンポストUK版より翻訳・加筆しました。
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