音楽ユニットのL⇔R(エルアール)のボーカルとして活躍したミュージシャンの黒沢健一さんが12月5日、脳腫瘍のため死去した。48歳だった。黒沢さんの公式サイトで7日に発表された。10月3日に脳腫瘍で闘病中であることを公表していた。
黒沢さんは茨城県出身。19歳で南野陽子さんや島田奈美さんらへ楽曲やCM曲を提供して、作曲家としてデビュー。1991年に弟の秀樹さん、木下裕晴さんと共にL⇔Rを結成し、1995年に発表した「KNOCIN' ON YOUR DOOR」が約135万枚を売り上げるヒットとなった。97年にL⇔Rの活動を休止し、ソロ活動を開始していた。
L⇔Rのメンバーが、サイトに追悼コメントを寄せた。
黒沢さんの弟でギターの黒沢秀樹さんは「デビューから25年という節目の年にこのような報告をしなくてはならないことはとても悲しく残念なことですが、黒沢健一の音楽はこれからもずっと、聴く人の心に響き続けてくれると信じています。兄の遺してくれた作品が、一人でも多くの人の悲しみや絶望を癒し、希望の糧となってくれることを心から願っています」なとと記した。
ベースの木下裕晴さんは「健一は自分の近くに長く一緒にいてくれた友人でもあります。よく会っていましたし、ソロの活動にも参加させてもらっていました。昨日亡くなった本人に会いましたが、寝ているくらいにしか思えず、未だに全く実感が湧きません」とコメントした。
キーボードの嶺川貴子さんは「3年前久しぶりの再会をした時、健一君はぜんぜん変わっていなくて、笑顔で優しかった。短い時間だったけど、あの時再会できてよかった」としのんだ。
音楽仲間からもTwitterで追悼の声が相次いだ。
♦︎佐藤竹善さん(SING LIKE TALKING)
♦︎高野寛さん
♦︎サンコンJr.さん(ウルフルズ)
♦︎タレントの千秋さん
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