二度と会えない息子のため、お父さんはテディベアに生まれ変わった。

「ほんの一部でも、今もここにいてくれることに感謝します」

よちよち歩きの赤ちゃんは、殉職した父親の警官の制服で作られた2匹のテディベアを抱っこしながら、お父さんを思い出すことができる。

アメリカ・ミズーリ州出身のブレイク・スナイダーさんは2016年、通報で出動した現場で撃たれ亡くなった。

妻のエリザベスさんは、2歳の息子マラキちゃんが、お父さんがもう家に帰って来ないことをまだ理解していないという。

「マラキはお父さんに難しいことをたくさんお願いしてきました」と、エリザベスさんは地元テレビKTVIに話した。「彼にどう接していいか、まだわかりません」

形見として、スナイダーさんはお父さんの制服で作った2匹のテディベアをマラキちゃんに与えた。

These beautiful bears were made for us from Blake's uniforms❤️

Posted by Elizabeth Snyder on Tuesday, 29 November 2016

この美しいテディベアたちは、私たちのためにブレイクの制服で作りました❤️

スナイダーさんは11月30日、テディベアに囲まれたマラキちゃんの写真をFacebookに投稿した。

「彼は全身全霊でマラキを愛し、彼のためになるような世界を望んでいました」

「この2匹のテディベアは私たちにとっての全てです。そしてブレイクのほんの一部でも、今もここにいてくれることに感謝します」

その写真は2万回以上も"いいね"された。

「本当の宝物で、特別な贈り物だ」と、ある人はコメントした。「あなたの息子さんがお父さんを忘れずにいるための、素晴らしい方法ですね」

ハフィントンポストUK版より翻訳・加筆しました。

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