歌手の中森明菜が12月4日夜、都内のヒルトン東京お台場でディナーショーを行い、7年ぶりにステージ復帰を果たした。スポニチなどが報じた。声量は7年前よりも増した印象で、歌姫の完全復活を印象づけたという。
白と黒を基調にしたドレスに仮面姿で登場。14年のNHK紅白歌合戦で米国からの中継で披露した「Rojo―Tierra―」でスタート。仮面を外すと歓声が湧き、歌い終えると「こんばんは、中森明菜です」とあいさつした。
この日はファンクラブ会員限定のショーで、800人が拍手と「明菜コール」を送って登場を期待する中、20分遅れて開演。「楽屋で大きな拍手が聞こえて泣いちゃった。つい、声援を聞いていて遅れてしまいました」と謝罪すると、客席からもすすり泣き。さらに「長い間待たせてしまってごめんなさい。ずっとファンクラブに残ってくれてありがとう」と感謝した。
(中森明菜、完全復活の80分 開演20分遅れた理由は… ― スポニチ Sponichi Annex 芸能より 2016/12/05 09:55)
明菜はヒット曲「ミ・アモーレ」「DESIRE」「飾りじゃないのよ涙は」など80分にわたって生歌唱し、休養前と変わらぬ声量、表現力でファンを魅了した。
明菜は2010年秋にストレスによる免疫力低下で体調を崩し、同年冬に予定したディナーショーを中止。14年に紅白歌合戦に出演後、アルバム制作に重点を置く活動で体調を整え、本格復帰を目指してきた。
ファンクラブ会員限定のこの日の初日公演は、チケットは5万円と高額だったが、即日完売した。
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