乙武氏、離婚後の生活を赤裸々告白 9ヶ月ぶり地上波復帰
3月に発覚した不倫騒動で活動を自粛し、9月には離婚を発表した作家の乙武洋匡氏(40)が、27日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜 前10:00)に出演した。乙武氏の地上波テレビ出演は、2月28日放送のテレビ朝日系『聞きにくい事を聞くSP』以来9ヶ月ぶり。『ワイドナショー』出演は2月14日放送回以来となる。
視聴者からの「『ワイドナショー』にも出演していた乙武さんが今どんな生活をしているのかが気になります」の質問に答える形で、メインコメンテーターのダウンタウン・松本人志をはじめ、東野幸治、ヒロミ、古市憲寿氏、佐々木恭子アナウンサーの5人が、乙武氏の自宅マンションを訪問した。
9月に離婚し、独身生活を送っている乙武氏は、衣服の着脱ができず、「お風呂に入ったりトイレに行ったりは難しい」と告白。男性スタッフに手伝ってもらい、休みの日は実母に面倒を見てもらっているというが、「40歳無職。貯金もだいぶなくなっちゃいました」と赤裸々に明かした。
離婚に至った理由は「子ども(長男、次男、長女)を守りたいというのが一番強かった。離れたほうが子どものためだった」と説明。子どもたちには7ヶ月会えていないと言い、「もう一生会わせないと言われているわけではないんですけど。まだ(記者に)張られてるんですよ」と明かした。
「自分が障害者であるということで下駄を履かせていただいていた部分があった。皆様と同じことをやっていただけで評価されたり、ちやほやしていただいた部分はあった」という乙武氏は「私がこういうこと(不倫)をしでかしてたたかれて、プラマイゼロどころかマイナスからもう一回スタートしてどこまでやれるか、私自身の真価が問われるところ。しっかりやり直すしかない」と神妙に語った。
松本は「乙武さん、ツイッター休んでるじゃないですか。ツイッター始めましょうよ、このオンエアをきっかけに」と提案し、ヒロミも「いつまでも潜ってちゃダメよ。どこかで自分から上がってこないと。出てきたらまた俺らがたたくから」と冗談交じりに同調した。
また、松本が「優しくすると身内に甘いって言われるし、厳しいこと言うとエラそうやって言われるけど、乙武さんは必要な人だと思うので、ぜひ復活してほしい」とエールを送ると、乙武氏は「お時間を割いて来ていただけたということがうれしいですし、お前が必要だと言っていただいてありがたい。本格的に復帰させていただく際は、“ゲスの極み乙武”として頑張らせていただきたい」と自虐めかすと、ヒロミと松本は「ハリセンがあったらたたきたい」と苦笑いしていた。
乙武氏は3月下旬に5人の女性との不倫が報じられ、6月から家族と別居。9月14日に離婚を発表していた。