折りたたみiPhoneが登場するかもしれない――。 アメリカ特許商標庁(USPTO)は11月22日、Appleが新たに取得した「フレキシブルディスプレー端末」の特許を公開した。ガラケーのように中央で折りたたむことができる端末だ。

この特許は、Appleが2014年7月に出願したもの。ぐにぐにゃと紙のように丸めたり巻いたりできる「フレキシブルディスプレイ」を全面に搭載している点が特徴。ディスプレイを外側にして、折りたたむことも可能で、申請書には三つ折りにしたイメージ画像もある。
Advertisement


Appleはこの技術を、低い消費電力で高い輝度・コントラストを得ることができるOLED(有機EL)ディスプレイを使って実装しようとしている。OELDは既にApple ウォッチなどで使用されており、Appleは2017年にもiPhoneに搭載したいとされる。
Advertisement
しかし、膨大な販売数が予測されるiPhone用に、大量のOELDを供給するのは現段階では難しいとの見方もあり、ブルームバーグはiPhoneへの採用は2018年以降になるのではないかと分析している。