アメリカ・アラスカ州アンカレッジの警察当局が、とある容疑者を捕らえるため市民に協力を要請している。その容疑者とは...…「忍者」だ。
アラスカのテレビ局KTVAによると、11月11日、「忍者」の装束に身を包んだ何者かが、閉店後のコミックショップ「ボスコ」に侵入した。
店内をコソコソと歩き回った後、侵入者が盗んだのは「刀」だった。忍者を志す者の武器といえば、やはり刀だ。
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店員のエーリヒ・ヘルミックさんによると、監視カメラが「忍者」侵入時の様子を捉えていた。しかし、忍者はまだ捕まっていないという。
ヘルミックさんはローカル局 KTVA の取材に、「他のスタッフと一緒に店内の在庫確認を続けている」と話した。
「監視カメラの映像から確実に盗まれたといえるのは、刀だけです」と、ヘルミックさんは語った。
ボスコは、誰かが忍者の正体を知っているという希望を託して監視カメラの映像を公開した。
この窃盗犯は、今のところ罪に問われることもなく、うまく逃走しできたと思っているかもしれない。だが、「忍者」としてはまだまだ半人前だ。というのも「忍者」というのは、そもそも人に見つかってはいけないはずなのだから。
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KTVAのFacebookには、「忍者は見つからないもんだろう」などと、忍者のお粗末ぶりに対する不満が寄せられた。
今のところ、ボスコ・コミックス・カード・アンド・ゲームから盗まれたのは刀のみと見られている。
アンカレッジ警察は金曜夜にコミックショップから刀を盗んだこの忍者を捜している。
ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。
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