宮崎駿監督、ドワンゴ川上量生会長を一喝「生命に対する侮辱」

「スタジオジブリ」の宮崎駿監督が、ドワンゴの川上量生会長が持ち込んだCGを「生命に対する侮辱」と一喝する場面があった。

11月13日に放送されたNHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」で、「スタジオジブリ」の宮崎駿監督が、ドワンゴの川上量生会長が持ち込んだCGを「生命に対する侮辱」と一喝する場面があった。

これは「スタジオ・ジブリ」のチームがCGで短編映画を制作し、宮崎監督が思うような動きを表現しようと苦闘する中で、ドワンゴ会長の川上量生氏が、自社の技術を説明に訪れた場面。

ドワンゴは「人工知能研究所 DWANGO ARTIFICIAL INTELLIGENCE LABORATORY」を2014年に設立している。そのCGは、人工知能で「速く移動する」ことを学習させたとしており、人体が頭を足のように使って移動するなど、グロテスクな動きを見せていた。

以下は番組内で交わされた川上会長と宮崎監督の会話。

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この後、ドワンゴのスタッフから「人間が描くのと同じように、絵を描く機械(を作りたい)」と説明を受けた宮崎監督は「地球最期の日が近い気がするね」とつぶやき、新たな長編企画の構想を始める。

Twitterでは、宮崎監督の正論に感服する声が多く上がった。

一方で、川上会長がスタジオジブリに見習いで所属していた時期もあるなど、両者に一定の関係もあることから「彼らの関わりを知らせないまま、あの場面だけ切り取るのも怖い」との声もあった。

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