反トランプデモ、一部が暴徒化し銃撃事件も トランプ氏の反応は...

トランプ氏はデモを肯定しているようで…。

アトランタ市内でトランプ氏に抗議するデモ

アメリカ大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏に抗議するデモは11月11日も全米各地で発生した。

ABCによると、オレゴン州ポートランドでは10日夜から4000人が参加したデモの一部が暴徒化し、車や店舗の窓を叩き割るなどしたため、地元警察は催涙スプレーやゴム弾などで鎮圧を図り、外出禁止令を発令した。

警察は殺傷能力の低いトウガラシスプレーやゴム弾を使って展開している。

ポートランドのシティセンターに集まったデモ参加者に催涙ガスを投入する警察

また、デモの最中ポートランド市内で銃撃が発生し、1人が撃たれたとみられる。

警察がモリソン橋で発生した銃撃を捜査している。1人が撃たれる。全員この付近から離れるように!

Twitterには、暴徒化したデモ参加者や、小競り合いが発生した様子をとらえた動画が次々に投稿された。

男がH&Mのウインドウをバットで粉々にした

女性がデモ行進している参加者に洗剤をぶちまけた

デモ参加者とオレゴン州警察などの治安部隊が対峙している。混乱状態の中で、誰かの拡声器が粉々になった。

反トランプデモは3夜連続で続いた。オレゴン州ポートランド警察は催涙ガスを使用し、外出禁止令を発令した。

ロイターによると、11日にはニューヨーク、ダラス、マイアミ、アトランタ、フィラデルフィア、サンフランシスコ、サンディエゴなどでデモが続いた。

およそ1500人の参加者がニューヨーク市内をデモ行進している。このグループは5番街を北に進んでいる。

多くの反トランプのデモ参加者がミッドタウンを通過してトランプタワーに到着した。デモは平和的に行われ、けが人も逮捕者もいない。5番街は閉鎖された。

デモ参加者に対して、少人数のグループが選挙結果を受け入れろというプラカードを掲げている。

反トランプのデモ参加者がアメリカン・エアラインズ・センター(AAC)を包囲している。依然として平和裏にデモは行われ、逮捕者はいない。

NBCニュースによると、12日昼には、トランプタワーに行進する大規模デモが企画されている。

トランプ氏は11日、デモを非難するツイートを投稿した。

非常に開かれた大統領選が成功裏に終わったばかりなのに、メディアに扇動されたプロ抗議者がデモに参加している。とても不公平だ!

その後、トランプ氏はデモを肯定しているようで、実は皮肉を込めたツイートを投稿している。

昨晩抗議をしたちっちゃなグループが、この偉大な国に情熱をぶつけたのは実に喜ばしいことだ。私たちは一致し、誇りを持てるようになる!

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