「お金のためアイドルに」乃木坂46・橋本奈々未の芸能界引退理由が波紋を呼ぶ

「元々入ったのが本当にお金だった。めっちゃ貧乏で、水道止まる、ガス止まる、みたいな。」(橋本奈々未さん)

女性アイドルグループ「乃木坂46」を「卒業」し、芸能界を引退すると発表した橋本奈々未さん(23)が10月30日のテレビ東京系「乃木坂工事中」で明かした引退理由が波紋を呼んでいる。番組で橋本さんは、元々アイドルになった目的が「お金」だったとした上で、大学に入学した弟の学費が免除になり、母親から「無理しないで」と言われたことがきっかけだったと明かした。

番組で橋本さんは、司会のお笑いコンビ、バナナマンへ報告するという形で理由を語った。

苦労人で知られていた橋本さんは、「元々入ったのが本当にお金だった。めっちゃ貧乏で、水道止まる、ガス止まる、みたいな。私は1人目だったから学校とか行かせてもらったので、弟まで回るのか。弟は男の子だったので、何とかしなきゃって思って」と芸能界入りを決意した経緯を話し、涙を見せた。

さらに、弟が無事に大学に入学して学費も免除されたことで、母親から「いままでごめんね。無理しないで好きなことをしてください。弟も自立してくれるようになったし、私も私で生活できるから」との手紙を受け取ったという。

こうした芸能界入りと引退までの経緯について、ファンからは「泣ける」などのコメントが寄せられている一方で、貧困家庭のために弟が進学できないという橋本さんの家庭状況に対して、美談では済ませられないとの声も上がっている。

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