アメリカ大統領選の候補者2人は、日本などの同盟国に対してどういう姿勢で臨むのか。ネバダ州ラスベガスで開かれた3回目のテレビ討論では、ヒラリー・クリントン氏(民主党)とドナルド・トランプ氏(共和党)が、外交政策についても互いに持論をぶつけ合った。
クリントン氏は「核兵器の使用という言葉をトランプ氏は気安く口にしている」とした上で、過去にトランプ氏が日本など同盟国の核保有の可能性について発言したことを痛烈に批判。これに対しトランプ氏は「日本や他の国を守る限り、我々は大金を失う」「核については述べていない」と猛反論した。同盟国との関係見直しを示唆。互いに一歩も譲らない展開となった。
なおトランプ氏は、3月26日にニューヨーク・タイムズ(電子版)が掲載したインタビューで、大統領に就任した場合、日本と韓国の核保有を排除しない考えを示している。
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