タイソン・ゲイ選手の15歳の娘、銃で撃たれ死亡 アメリカ陸上界のスター

タイソン・ゲイ選手(34)の15歳の娘が10月16日未明(現地時間)、ケンタッキー州で銃で撃たれ死亡した。
Tyson Gay of USA reacts after his men's 4 X 100m relay was disqualified in the final at the 2016 Rio Olympics in an August 19, 2016 file photo. Trinity Gay, the 15-year-old daughter of U.S. Olympic sprinter Tyson Gay died on Sunday after being caught in an exchange of gunfire between two vehicles outside of a Kentucky restaurant, police said. REUTERS/David Gray/Files FOR EDITORIAL USE ONLY. NOT FOR SALE FOR MARKETING OR ADVERTISING CAMPAIGNS.
Tyson Gay of USA reacts after his men's 4 X 100m relay was disqualified in the final at the 2016 Rio Olympics in an August 19, 2016 file photo. Trinity Gay, the 15-year-old daughter of U.S. Olympic sprinter Tyson Gay died on Sunday after being caught in an exchange of gunfire between two vehicles outside of a Kentucky restaurant, police said. REUTERS/David Gray/Files FOR EDITORIAL USE ONLY. NOT FOR SALE FOR MARKETING OR ADVERTISING CAMPAIGNS.
David Gray / Reuters

アメリカ陸上短距離界のスター、タイソン・ゲイ選手(34)の15歳の娘が10月16日未明(現地時間)、ケンタッキー州で銃で撃たれ死亡した。

警察が発表した目撃者情報によると、トリニティー・ゲイさん(15)は16日午前4時ごろ、アメリカ・ケンタッキー州レキシントンにあるレストランチェーンの駐車場にいた。地元メディアのLEX 18 Newsは、トリニティーさんが首を撃たれ、地元の病院で死亡が確認されたと報じた。

トリニティーさんは、タイソン・ゲイ選手が通った同じ高校で陸上選手として活躍していた。

フロリダ州に住むゲイ選手は、愛娘の死にショックを隠せなかった。「とても混乱している。先週、秋休みで一緒に過ごしたばかりだった。なんてことだ。何が起きたのかさっぱり分からない」と、地元メディアに語った。

トリニティーさんの母親も、同じように心痛を口にした。

「彼女は何も悪くない。彼女は何も悪くない」。ショーシャナ・ボイドさんはニューヨーク・デイリー・ニュースの取材に対し、こう話した。「銃を撃つのをやめて、誰を傷つけているのか分かってほしい。犠牲になるのは不運な巻き添えを食らった人たちだ。そういうことを分かっていない」

警察によると、犯行に関与した2台の車のうち1台を特定し、容疑者の2人を拘束した。警察は16日の時点でもう1台の車の行方を追っている。

タイソン・ゲイ選手はレキシントン出身で、2007年の世界陸上選手権大阪大会で3つの金メダルを獲得した。2012年のロンドン・オリンピックでは、400mリレーのアメリカ代表として出場、銀メダルをもたらしたが、2013年に薬物の陽性反応が出て、1年間の出場停止処分を受けていた。

ハフポストUS版に掲載されたものを翻訳、要約しました。

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