『君の名は。』スペインの映画祭で「最優秀長編作品賞」の快挙

アニメーション映画『君の名は。』(新海誠監督)が現地時間15日、スペインの『第49回シッチェス・カタロニア映画祭』で「Anima't部門(アニメーション作品の部門)」の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞した。
東宝提供

『君の名は。』スペイン・シッチェス映画祭で「最優秀長編作品賞」受賞

現在大ヒット上映中のアニメーション映画『君の名は。』(新海誠監督)が現地時間15日、スペインの『第49回シッチェス・カタロニア映画祭』で「Anima't部門(アニメーション作品の部門)」の最優秀長編作品賞にあたる「Award for Best Feature Length Film」を受賞した。

1968年から開催されている同映画祭は、ポルト国際映画祭(ポルトガル)、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭(ベルギー)と並び、ファンタジーとホラー、そしてアニメーションに特化した国際映画祭として、規模、知名度ともに最大級。過去に細田守監督『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などの名作も賞に輝いている。

新海監督は受賞の快挙に「シッチェス映画祭で最優秀長編作品賞の受賞、本当に光栄に思います。『君の名は。』は入れ替わりや彗星来訪、東京と地方、土着の伝統や神道など様々な要素から成る物語ですが、その骨子はストレートなボーイミーツガールです。この映画をスペインの方々に楽しんでいただけた事に、私自身とても励まされました。本当にありがとうございました」と喜びのコメントを寄せた。

映画は現在、国内で動員数1149万人、興行収入149億円(集計期間:8月26~10月14日まで)を記録。歴代邦画アニメーション4位の宮崎駿監督作品『崖の上のポニョ』の155億円超えを射程内に収めている。

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