小池百合子氏VS森喜朗氏「3兆円超え」東京五輪予算で本格バトル、これまでの経過は?

本格的な論戦が始まりそうだ。これまでの経過を振り返る。
時事通信社

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催費用について、都政改革本部の調査チームは9月29日、報告書を公表し、総費用が推計で「3兆円を超す可能性がある」と指摘した。特に予算額の大きな3施設について会場変更などで予算を圧縮すべきだと提言している。

これに対して、猛反発したのが大会組織委員会の森喜朗会長だ。都が検討するとした見直しについては「極めて難しい」として「これまで賢明な知事・都民と一緒にやってきた。(見直しを)やるというなら大変なことだと思う」と疑問を呈した

小池氏は自民党森派に所属していたが、2008年の総裁選に小池氏が反対を押し切って出馬して以来、「犬猿の仲」と言われる2人。これまでもお互いを牽制しあうやり取りがあったが、いよいよ五輪予算を巡って本格的な論戦が始まりそうだ。これまでの経過を振り返る。

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■これまでの小池氏と森氏のやり取り

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