週休3日制、Yahoo!が導入検討 ユニクロなど導入済み企業は、どんな制度にしている?

これまで週休3日制を導入している会社にはどんなところがある?

ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフー株式会社が、全従業員約5800人を対象に週休3日制の導入を検討していることがわかった。従業員の働き方の見直しを推し進め、優秀な人材を確保することがねらい。数年内の実現を目指すという。9月24日、共同通信などが報じた。

この方針は、8月に人事策発表会で宮坂学社長が表明した。まずは週2日の休みの曜日を、土日だけに限定せず自由に選べるようにし、数年以内に週休3日制に移行させる。週休3日制導入時の給与の在り方など具体的な内容は、今後検討するという。

■これまで週休3日制を導入している会社は?

すでに週休3日制を導入している企業には、ユニクロなどを展開するファーストリテイリングなどがある。

ファーストリテイリングの週休3日制は転勤のない地域正社員が対象で、通常のフルタイム勤務(8時間×5日=週40時間)を、1日10時間×土日を含む週4日の勤務に代替えするというもの。働く時間が短くなるというわけではないが、育児や介護、勉強など、自分のライフスタイルに合わせて働き方を変えることができる。

一方、人材教育を展開するクリエイティブアルファは、一部の社員を対象に新しいスタイルの週休3日制「気分で出勤」という制度を設けている。3日目の休日を設定するのではなく、もう1日の休日を自由に勤務できる日」と定義したもので、祝日や重要な会議などのない週に、会社に来なくてもよいとしている。

クリエイティブアルファではかつて、一部に限り完全週休3日制を導入したことがあったが、「休んでいる」という定義がストレスになったという振り返りがあったため、新制度では「休日」ではなく「自由に勤務出来る日」と定義を変更。「フリー出勤=出勤扱い」とすることで、休むことに対するハードルを下げた経緯がある。

■ネットの声

ヤフーの週休3日制検討のニュースには、「日本人には効率いいと思う」「給料出るの」「休みの3日をどう利用するかで、社員の間で大きく差が付きそう」など様々な意見が出ている。

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