原作ファン待望 実写『3月のライオン』神木隆之介演じる主人公が解禁
羽海野チカ氏原作の人気漫画を2部作で実写化する映画『3月のライオン』で主人公・桐山零を演じる神木隆之介のキャラクター写真が24日、解禁された。原作ファンから零役を熱望されてきた神木は、美しい桜を背景にさまざまな感情を持ち合わせた表情を見せている。
零は、17歳の将棋のプロ棋士。幼い頃に交通事故で家族を亡くし、父の友人の棋士の家に引き取られるが、そこでも居場所を見つける事ができず、今は東京の下町で一人暮らしながら、孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていた。史上5人目の中学生プロ棋士になったほど、将棋では天才的な強さに恵まれる零は、同じ下町に住む川本3姉妹との出会いや、ライバル棋士たちとの闘いによって、本物の愛を見つけていく――。
解禁された写真は、優しさ、強さ、不安、孤独、希望などのさまざまな感情を合わせ持つ零の表情を切り取った1枚。メガホンをとった大友啓史監督は「子どもの頃からプロの俳優として活躍してきた神木は、零のキャラクターと重なる部分が多い」と語っている。
桜を背景にした印象的な写真は、原作タイトルの由来となるイギリスのことわざ「March comes in like a lion, and goes out like a lamb.(3月は、ライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかな気候で終わる)」のように、零の闘いと愛の物語の始まりを予感させる。
現在、神木以外のキャストとして有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司、前田吟、高橋一生、岩松了、斉木しげる、中村倫也、尾上寛之、奥野瑛太、甲本雅裕、板谷由夏らが明かされ、今後も零の“心友”として人気の二海堂晴信役などが発表予定。映画『3月のライオン』【前編】は2017年3月18日、【後編】は4月22日公開。
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