吉田沙保里、選手兼コーチの“二刀流”で東京五輪目指す「しっかり勝って…」
女子レスリングの吉田沙保里選手(33)が20日、都内で行われた『日本橋シティドレッシングfor TOKYO2020』オープニングセレモニーに登場。4年後に開催される東京五輪への出場について「東京オリンピックの時は37歳になっていますが、若い選手と競って勝てば出られると思うので、しっかり勝って出られるように頑張っていきたい」と意欲を見せた。
一部では、女子日本代表のコーチ就任が報じられていたが「そういう声を掛けていただいて、私の中では『はい』ということで大丈夫かなと思います」と説明。「まだ、正式に発表されてはないんですけど…」と茶目っ気たっぷりに明かすも「コーチとして若い選手と一緒に汗を流しながら、私も東京オリンピックに選手として出られたら…」と選手兼コーチの“二刀流”で挑むことを力強く宣言した。
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イベントには、3年前の東京五輪招致の最終プレゼンテーションでスピーチを行ったパラリンピアンの谷真海(旧姓・佐藤)選手も登場し「2020年に向けてワクワクすると同時に、盛り上げていくためにやっていかなければいけないことがいっぱいあると思うので、頑張っていきたい」と力説。独身を嘆く吉田選手に対しては、既婚者の立場から「出会いはタイミングなので…」とのアドバイスを優しく送っていた。
セレモニーにはそのほか、三井不動産代表取締役社長の菰田正信氏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長を務める森喜朗氏も登場。3面LEDパネルを活用したオリンピック・パラリンピック体感型の映像イベントが、きょう20日から10月10日まで東京・日本橋の仲通りで開催される。
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