民進党代表代行の蓮舫氏が、日本国籍取得後から現在まで、台湾(中華民国)籍が残っている状態だったことを明らかにした問題で、松原仁氏は9月14日、「極めて大きな問題。代表選やり直しを議論すべきだ」と蓮舫氏の対応を批判した。テレ朝ニュースなどが報じた。
蓮舫氏は15日に投開票される民進党代表選で優勢と伝えられている。蓮舫氏は9月12日に台湾側から回答があったとして「二重国籍」状態だったことを9月13日に開いた記者会見で明らかにした。会見では混乱を招いたことを謝罪した一方で、代表選には予定通り臨むとした。
時事ドットコムによると、松原氏はこの発表が代表選への党員・サポーター、地方議員の投票が終わった後だったことを疑問視しており、党執行部にこうした立場を伝える意向だという。
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一方、日本が1972年に中国と国交を正常化し台湾と断交していることから、国籍事務を管轄する法務省は「二重国籍」に当たるかどうか判断を避けているとも報じている。
松原氏は都連会長を務めており、産経ニュースなどによると7月31日の都知事選の投票日前日に岡田克也代表が今代表選に出ないことを表明した際にも厳しく批判。擁立をした古賀茂明氏の擁立を覆して、鳥越俊太郎氏を都知事選候補としたことについても、「岡田氏が都連で内定した候補を覆す形で(鳥越氏を)連れてきた。連れてきた責任を全うすることが必要だ」と話していた。
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