NHK教育テレビ「ひとりでできるもん!」で初代・舞ちゃん役を務めた元子役の平田実音(みお)さんが8月5日、肝不全のため死去した。33歳だった。スポニチが9月1日に報じた。
平田さんがかつて所属していた芸能事務所「ゲンプランニング」の加藤元さんが8月7日、自身のFacebookに次のような投稿をしていた。
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いまから16年前に、子供たちに生でバンドの音を聴いてディスコみたいに踊れる番組を企画制作した、NHK教育テレビジョン『みんなの広場だ!わんパーク』のメインキャラクターを務めた、ミーオこと平田実音さんが肝不全で亡くなったと連絡があった。33歳だった。一人でできるもんの初代舞ちゃんとしてNHKデビューをし、歌って踊れる子供たちのアイドルとして起用された。当日ブルーやピンクの髪をしたコスプレは現在の初音ミクやキャリーぱみゅぱみゅやアニメのアイデアの元になったとも言われている。
すでに芸能界は引退していたので芸能欄やスポーツ紙で扱われることも無いが私の夢を叶えてくれた、子供たちのアイドルの冥福を祈りたい。
スポニチが加藤さんへの取材として伝えたところ、「平田さんは以前から体調を崩しており、入退院を繰り返していた」という。
スポニチによると、平田さんは1983年生まれ。91年に「ひとりでできるもん!」で初代・舞ちゃん役を担当し、ゲストとして「NHK紅白歌合戦」にも出演した。98、99年には「ひとりでできるもん!」にお姉さん役として再出演。2000年には「みんなの広場だ!わんパーク」(NHK教育テレビ)にミーオ役で出演し司会進行を務めた。