8月5日、リオオリンピックのゴルフコースで行われていた朝のトレーニングセッション中に、ウォーターハザードの端にいたカピバラ。JIM WATSON VIA GETTY IMAGES
人々は、ブラジルのリオデジャネイロで世界的スポーツイベントを開催するなんて何と魅力的なことだろうと思っていた。しかしリオは、気高き動物・カピバラたちの数多く生息する地でもある。人間たちが歴史を刻もうとするスポーツの祭典には無頓着な動物だ。それに、カピバラは、すでに世界的な称号だって持っている。それは「世界最大のげっ歯類」だ。
このカピバラたちは、2016年リオオリンピックのゴルフコースの周りで見られていたが、彼らは人間たちが身に着ける派手な金や銀の首飾りに煩わされるようなことはない。彼らはただ、人間が、小さな白い玉を小さい穴の中に入れようと試みている間に、くつろいで泳ぐだけだろう。いつもしている通りに、そして、これからずっとそのままだ。
服を着ていないカピバラを見つめる、服を着た哺乳類たち/ROSS KINNAIRD VIA GETTY IMAGES
オリンピックのゴルフコースの第3ホールの近くに座るカピバラ。情け深いことに、カメラマンに美しい自らの姿を撮らせている。/ANDREW BOYERS / REUTERS
人が練習している間、水の中で涼むカピバラ。周りの人間たちの賛美を集めている。/ASSOCIATED PRESS
カピバラ。この短く刈り揃えられた芝生がどこから来たものか知らずにフェアウェイを横切る。/SCOTT HALLERAN VIA GETTY IMAGES
リオのゴルフコースにある灌木の中にいるカメラが苦手なカピバラ。人間たちの無意味な行為がすべて終わるのを願っている。/JIM WATSON VIA GETTY IMAGES
パパラッチをありがたく思わないカピバラ。/ROSS KINNAIRD VIA GETTY IMAGES
リオオリンピックの選手村の近くにある緑地で、カモフラージュされているカピバラ。近くのアスリートたちよりも、自分の偉大さが長く続くことと知っている。/STOYAN NENOV / REUTERS
以上、くつろぐカピバラたちの姿をお届けしました。
ハフポストUS版に掲載されたものを翻訳・編集しました。
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