リオデジャネイロ・オリンピック8日目の8月12日、柔道男子100キロ超級の決勝で、原沢久喜(24)がロンドンオリンピック金メダリストで世界選手権7連覇のテディ・リネール(フランス)に優勢で敗れ銀メダルを獲得した。日本男子は柔道史上初めて、全階級でのメダルを獲得となった。
試合後のインタビューで、原沢は「前半しのいで、後半勝負に持って行こうかなという考えでした。なかなか、自分の組手になるチャンスというのは少なくて、組んだ時もチャンスをものに出来なかった」と試合を振り返った。
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さらに、日本男子が全7階級でメダル獲得となったことについては、「自分だけ負けたらどうしようとか、いろいろ考えたけど、無心で戦うことを考えてやった」とコメント。リネールについても「これから何度でもチャンスある限り挑戦し続けたい。オリンピックの最高の舞台で戦えたというのは光栄だ」などと語った。
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