リオデジャネイロ・オリンピックのサッカー男子日本代表は8月4日(日本時間5日午前)、開会式に先駆けて、ブラジル北部マナウスで予選リーグ第1戦を戦う。
相手はナイジェリア。1996年アトランタ・オリンピックでは予選リーグで日本を破って金メダルに輝いており、今回もアフリカ予選を1位で突破した。身体能力に優れた選手たちを日本の組織戦術がどう封じ込めるかが課題となる。
しかし、ナイジェリア代表チームが相次ぐトラブルに見舞われて現地入りが遅れ、到着は試合の数時間前になる予定という異例の事態になっている。
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朝日新聞デジタルによると、キャンプを張っていたアメリカ・アトランタから当初は7月下旬に乗り込む予定だったが、座席を確保できなかったり、チャーター便の代金振り込みがうまくいかなかったり、飛行機の機体が小さかったりした。BBCによると、最終的な出発予定時刻は試合開始の13時間前。アトランタからマナウスまでは7時間かかるという。
ナイジェリアチームに帯同しているコリン・ウドー記者は、チームが飛行機に搭乗する様子をツイートしている。
チームは4日午後2時20分(日本時間5日午前3時20分)、マナウスに到着した。試合開始は4日午後9時(同5日午前10時)なので、試合開始約6時間半前の現地入りとなった。
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ナイジェリア代表主将のMFミケル・ジョン・オビは、「快適なフライトだった。日本戦の自信はある」と話した。
日本代表の手倉森誠監督は「相手がどんな状況でも自分たちのやってきたことを示したい。だからこそ必ず目の前に現れてほしい」と語っている。