イギリス人モデルで、女優としても活躍するカーラ・デルヴィーニュが、アメリカ人の女性シンガー・ソングライターのアニー・クラークとの関係を告白した。アニー・クラークはセイント・ヴィンセント名義で活動している。
カーラ・デルヴィーニュは、最新のインタビューで、自らの性的指向について率直に語った。デルヴィーニュは、自らを「同性愛者」とまでは言わないものの、他の人が自分についてその言葉を使うのはかまわないと話した。
イギリス版ヴォーグの表紙を飾ったデルヴィーニュは、ガールフレンドでシンガー・ソングライターのアニー・クラークに「すっかり心を奪われている」と語った。
「以前は、愛がどういうものなのか、わかっていませんでした。本当の愛を知らなかったのです」と、デルヴィーニュは語った。「愛の深さを理解していませんでした。これまではいつも、人は世の中に立ち向かうものだと思っていました。今は、人生で重要なのは愛なのだとわかっています。それが自分自身への愛あれ、世の中への愛であれ、パートナーへの愛であっても」
8月公開予定の映画『スーサイド・スクワッド』の女優はさらに語った。「もし、クラークとの関係を理由に、世間の人が自分を同性愛者だと言いたいなら、それでかまわない」と。
「私はもちろん恋しています。だから、世間の人が私のことを同性愛者だと言いたいなら、最高です」とデルヴィーニュは続けた。「でも、人はみな今のままではありません。私たちは変わり、成長します」
若くクリエイティブな人々には、「レッテル」を使って、自らのセクシュアリティを言い表そうとはしないが、「クィア」(セクシュアル・マイノリティを総称する言葉)というアイデンティティの部類に入る人が多い。デルヴィーニュはそういった若者の一人だ。
7月末には、アメリカ人女優のクリステン・スチュワートが、イギリス版エルに、ガールフレンドと「熱愛中だ」と語った。しかし、デルヴィーニュと同じく、自らの性的指向を語るのに、特定の用語は使わなかった。
カーラ、あなたの言葉がすごくうれしい!
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
関連記事