小池百合子都知事が就任会見 「東京を大改革し、本当の安定を」【ライブ動画】

混乱した東京都政をどう立て直すか、就任早々その手腕が問われることになる。

東京都知事選挙で初当選を果たし、初の女性都知事となった小池百合子氏(写真)が8月2日、東京都庁に初登庁した。ハフポスト日本版では東京都庁で開かれた就任会見の模様をFacebook Liveで生中継した。

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この日小池氏は、白のスーツにブルーのインナーで登場。イメージカラーの緑の服ではないことを報道陣から問われると、「緑は戦闘服。今日はブルーオーシャン、静かな気持ちで臨む」と述べた。

小池氏は就任会見の冒頭で、都政改革本部を新設し、2つの調査チームを置くことを表明。「都政改革で最も重要なのは徹底した情報公開だ」として、情報公開チームと五輪調査チームが都政の内情を洗い出すとした。。その上で、「成長や改革、変化の中にこそ本当の安定がある」という女性飛行家の草分け、アンモロー・リンドバーグ氏の言葉を引用し、「東京を大改革し、本当の安定に繋がることを確信しまして、都知事の重責に答えていきたい」と訴えた。

田嶋陽子氏

記者席には、かつて舛添前都知事と度々論戦していた元参院議員、田嶋陽子氏の姿もあった。田嶋氏が「今日都庁に来たら、95%が男性職員だった。男性ばかりの都庁をどう変えるか」と質問すると、小池知事は「都庁は女性の比率が3割。他の都道府県よりは多い。より多くの女性職員の皆さんに頑張っていただきたい」とした上で、「女性の都庁幹部への登用を進めていく」表明した。

会見前に都議会の議長らと面会したことについては、「議長、副議長と記念写真のひとつでも撮りたかった。かなわずに残念でしたが、議長には“都民ファースト”を説明してご理解を得たい」と話した。

■「冒頭解散」公約にしたが… 都議会とどう向き合う?

小池氏は選挙中は「東京大改革」と銘打って「都政の透明化」や「五輪関連予算・運営の適正化」などの行財政改革を打ち出したが、舛添前都知事の「政治とカネ」の問題で混乱した都政をどう立て直すか、就任早々その手腕が問われることになる。

また自民党所属ながら党都連と真っ向から対立した小池氏は、出馬時に公約として「都議会を冒頭で解散する」と宣言しており、都議会とどう向き合うかにも注目が集まる。都議会の冒頭解散には、都議会が小池氏への不信任案を可決することが前提となる。なお解散しない場合、都議会は2017年夏に任期満了を迎える。

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