NHKニュースは、7月13日、天皇陛下が生前退位の意向を宮内庁の関係者に示されていることがわかったと報じた。
数年内の皇太子さまへの譲位を望まれ、いずれお気持ちを公表される意向という。皇后さまをはじめ皇太子さまや秋篠宮さまも受け入れているとしている。
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NHKによると、江戸時代後期の光格天皇を最後に約200年間、譲位は行われておらず、実現すれば憲政史上初めてのことになる。
共同通信は政府関係者の話として報じている。
一方、宮内庁の山本信一郎次長は13日夜、報道陣の取材に応じ「報道されたような事実は一切ない」と否定した。朝日新聞デジタルによると山本次長は、生前退位の検討について「その大前提となる(天皇陛下の)お気持ちがないわけだから、検討していません」と述べた。
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