キングコング西野が「芸人引退」宣言 ネットの反応は?

お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(にしの・あきひろ)が6月28日、自身のブログでお笑い芸人を引退すると宣言した。
時事通信社

お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(にしの・あきひろ)が6月28日、自身のブログでお笑い芸人を引退すると宣言した

西野は「Dr.インクの星空キネマ」「オルゴールワールド」といった大型絵本を発表しており、絵本作家としての活動も知られている。だが、27日深夜にテレビ朝日系で放送されたバラエティ番組「EXD24」の中で、参加者から「芸人が絵本を描く事への違和感」などを指摘されたことを受けて、今後は自身を「絵本作家」と名乗ることに決めたという。西野はブログで次のように書いた。

聞けば、芸人が絵本を描くのはアウトだけれど、絵本作家がテレビに出るのはアリだと、彼らは言います。

なるほど、そういうルールなのね!

僕は絵本制作を辞めるわけにはいきませんし、梶原君との漫才をこれからも続けていきたいです。

そんなこんなで、僕が出した結論がコチラ。

絵本作家になります。

『芸人』とか言い張っていたからダメだったのでしょう。『絵本作家』と言って、漫才をしたり、テレビに出たりするのはいいのでしょう?

相方である梶原雄太との「キングコング」としての活動は続けるといい、肩書きを変えただけで芸能活動に変更はなさそうだ。すでに事務所には届けを出しており、今後のプロフィールは『絵本作家』に変更するという。梶原には知らせておらず「明日、言っておきます」とだけ書いている。

西野の所属事務所「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」では、この件について「担当者が不在なので後ほど連絡する」と回答している。

【UPDATE】よしもとの担当者は、ハフポスト日本版の取材に対し「バラエティ番組の中で、そういう風に言っただけで今後の活動に特に変更はないです」と回答した。(2016/06/28 12:20)

■ネット上での反応は?

西野の「芸人引退」宣言に関してネット上での反応は割れている。「芸人をやりながら絵本作家として活動することが何がいけないのか」と、これまでの活動を擁護する声も多くある一方で、「本職そっちのけで絵本ばかり描いてたら叩かれるのは当然」と、お笑い芸人としての活動が停滞していたと指摘する声も出ている。

また「芸人引退」を宣言した一方で、実態としては芸能活動を続けることに関して「肩書きを変えただけか」と拍子抜けする反応もあった。

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